毎日仕事が忙しくて、新薬や医療ニュースのアップデートについていけない、、。
忙しく働いている人の中にはこんな悩みを持つ方も結構多いはず、、。薬剤師として仕事をしていると、調剤業務や在庫管理、在宅業務などやるべきことが多すぎて、新しいことへの勉強についていけないと感じることがありませんか?
そんな時に役立つのが医療情報サイトなのですが、どうせなら無料で情報を入手したいですよね。特に新人薬剤師の時なんかには、薬剤師向けコラムなどが多く載っているサイトを重宝すると思います。
僕が新人の時は無料で見れる色々な医療サイトを登録して、日々の知識のアップデートをしていました。
お金がかからずに読んで勉強できるのが、医療サイトのめちゃくちゃ良い点なんですよね。
そこで今回は薬剤師の勉強に役立つ無料の医療情報サイトを7つ紹介します。
医療情報の豊富な王道のサイトから専門分野ごとに学べるサイトまで詳しく解説しているので、ぜひ複数個登録してみて日々の勉強の際に役立ててみてください。
- 新薬情報や新しい医療ニュースなど日々の情報をアップデートしたい人
- 新人薬剤師や復職後で勉強できるサイトを知りたい方
- 無料で入手できる医療情報サイトをたくさん知りたい方
新人薬剤師向けのおすすめの勉強本が知りたい方はこちらもどうぞ
国内大手の医療情報サイト「m3.com」
「m3.com」(エムスリードットコム)は日本最大級の医療従事者専用サイトです。
薬剤情報だけでなく、様々な医療コラムを無料で読むことができ、薬剤師の登録者数はなんと21万人越えとなっています。
配信の内容は医療の業界情報だけでなく、薬剤についての勉強ができる薬剤師向けコラム記事や疑問などがあった場合に質問や情報交換のできる薬剤師限定掲示板など多岐にわたるコンテンツです。
- 医師や薬剤師の業界に関する最新医療ニュース
- 加算や相互作用など薬剤情報の勉強ができる薬剤師コラム
- 匿名で質問・回答ができる薬剤師限定掲示板
- 不定期ではあるがWEB講演会などの視聴も可能
新人薬剤師や復職を考えている薬剤師の方だけでなく、まだ登録をしていない方はまず最初に登録して欲しい医療サイトになっています。
m3.comは無料で登録して勉強できる上に、ポイントを貯めてAmazonギフトなどにも交換できるのも魅力です。
※「m3.com」は現在期間限定で紹介キャンペーンをおこなっており、下記の紹介コードから登録するだけでAmazonギフト3000円分のポイントを獲得することができます。
※ポイント付与には1〜2ヶ月かかります。(初回登録時のみ有効) 薬剤師資格を持っていることが条件です
\期間限定のキャンペーンを利用する/
薬剤師限定:2024年 11月 30日まで
※こちらのリンクからの登録でAmazonギフト3000円
↓医療情報サイトも含めて薬剤師としてスキルアップできる勉強法を知りたい方は、こちらの記事もおすすめです。
薬剤師限定のコラムが豊富「日経メディカル」
続いて紹介するのは日経BPが運営する医療サイト「日経メディカル」です。
毎月薬局に送られてくる下の【日経ドラッグインフォメーション】は知っている方も多いのではないでしょうか?
このオンライン版で冊子よりも情報更新が早く、様々な薬剤師向けコラムが読めるのが日経メディカルのDI onlineです。
個人的には薬剤師向けのコラムやコンテンツはm3.comよりも充実している気がします。
m3.comとは違い薬剤師向けの連絡コラムで漫画なども読めるのも面白い理由ですね。
- 医師/看護師/薬剤師と職種ごとに記事を分類分けしている豊富な医療情報
- 最新の医療情報が確認できるトレンド新着情報
- 国内開催の学会情報やWEB講演会への情報も多数
- 薬剤師向けの連載コラムが勉強になるし面白い
日経メディカルの「DI online」連絡コラムは、新人の頃から時間のある時に情報を仕入れるために使用しています。
こちらも薬剤師の方ならぜひ登録しておきたい医療情報サイトです。
「処方箋上のアリア」など薬剤師の漫画も無料で読めるのでぜひチェックしてみてください。
\薬剤師向けの連載コラムが多数/
診療科ごとの情報が確認できる「CareNet.com」
自分の診療科での最新情報を入手したい方におすすめなのが「CareNet.com」です。
僕自身は自分の診療科(僕の場合は精神科など)の最新情報をこちらのジャンルから選んで見たり、論文情報を入手する時に使用しています。
どちらかと言うと論文ベースの内容が多いので超ホットなニュースが載せられているという感じですが、一部便利な機能もあるので今回はその点を紹介しますね。
- 診療科ごとの最新医療情報が入手できる
- 海外の論文を日本語に訳して公開している新着論文ニュース
- 日本語で論文検索ができるPubMed CLOUD
- 無料でダウンロードできる患者説明用スライド
Care Net.comでは診療科ごとの情報が確認でき便利なのですが、それ以外にもおすすめなコンテンツとして知っておきたいのが論文を日本語で検索できる機能と患者説明用のスライドダウンロード機能です。
論文の日本語検索機能はPubMed CLOUDというサービスで、論文検索でよく使用するが通常だと英語検索をしないといけないPubMedを日本語で検索して日本語で読むことができるというサービスです。
また、Care Net.comでは患者説明用の資料を無料でダウンロードできるのが実際の現場で活躍する場面もあります。
脂質異常症の検査値ってどれくらいで高いって言われてるの?
こういった質問がきた時なんかに、患者説明用の資料をダウンロードして説明する分の補足として活用できますよ。
他の医療情報サイトにはない機能で使う人には便利なサイトですよ!
\論文ベースの医療情報が多い/
調剤報酬や薬剤師の制度上の事を調べるのに便利な「管理薬剤師.com」
薬局や病院で制度上のことで困った時はぜひ確認して欲しいサイトが「管理薬剤師.com」です。
薬剤師をしていると調剤業務などで加算の要件など法規関係のことで悩むことがあると思います。
地域支援体制加算の要件って何があったけ?
この加算って取れるんだっけ?
こんな状況は仕事をしていると本当によく出てきます。
そういった時に調べる際に「管理薬剤師.com」はめちゃくちゃ便利です。
しかも、他の医療情報サイトと違い登録がいらないんです!ぜひ薬剤師なら知っておきましょう。
- 調剤報酬など細かな医療制度の情報の入手ができる
- 登録いらずの無料(ブックマークがおすすめ)
- 調剤報酬改定Q&Aもまとめてある
- クレアチニンクリアランスの計算もできる
いやー、正直このサイトは新人からずっと確認させてもらっています。
どういう場合で加算が取れるのか?点数は何点なのか?など、こういった疑問を解決するのに情報をまとめてくれてるんですよ。
僕のように管理薬剤師の方には特におすすめですし、新人の頃から加算の要件などは知っておくべきなのでぜひ活用したいです。
というか今でも法規関係はすぐに忘れてしまうので、めちゃくちゃ読んで確認しちゃうんだよね。
\調剤報酬の加算要件を調べるのに便利/
医療制度や新薬情報などいち早く入手したい方は「ミクスonline」
薬剤師をしていると新薬情報や厚労省の検討している医療制度などの情報を鬼のような早さで知っている方がいます。
もしかしたらその薬剤師はこの「ミクスonline」で情報を入手しているかもしれません。
このサイトの特徴は、医療制度に関する記事や新薬情報などの最新記事がいち早く確認できる点です。
基本的にはニュースサイトになるので、厚労省の制度の話し合いの内容や医療業界の情報を次の日には知ることができるサイトです。
新人薬剤師のころはなかなか難しいかもしれませんが、医療業界の動向を知っていると上司の方から一目置かれるかもしれませんよ。
また、そういった情報を登録なしで無料入手できるのも大きなポイントです。
- 医療制度や海外論文ベースのニュースをすぐに入手できる
- 登録いらずの無料(有料登録もあるが無料でニュースは読める)
- MRやMSさんにも薬局や病院で話ができる情報が豊富
- 市場調査のアンケートなども面白いので読んで欲しい
医療制度の話はチェックしたところで勉強になるかと言えば微妙なところですが、薬剤師としての働き方が今後どうなるのか?など含めて知っておいて損はない情報が盛りだくさんです。
新人の頃は難しい内容も多いかもですが、たまにチェックするのが習慣化すると業界の動向を追えるようになりますよ!
\医療業界の最新ニュースはこちら/
出荷調整を調べるのに本当に便利「医療用医薬品供給状況データベース」
新人の皆さん、入社してびっくりしているかも知れませんが現在は本当に医薬品が全然入ってこない状況です。
患者さんにお渡しする医薬品が入荷できずに、代替えの後発品メーカーを探すことが多いと思います。
そういった時に便利なサイトが「医療用医薬品供給状況データベース」です。
毎日のように刻一刻と変わる供給状況に「現在どの医薬品が入荷するのか?」「どのメーカーなら代替えがありそうなのか?」など1つ1つ調べるのは本当に大変です。
「医療用医薬品供給状況データベース(DSJP)」を使用するとそんな医薬品の代替えも検索できるので、ぜひ使用してみてください。
正直、僕もこのサイトなしでは供給状況判断できないです、、。
- ①サイトの使用方法はすごく簡単です。
自分の調べたい医薬品名をこちらのタブに入力します。
(例:アムロジピン) - ②すると、現在の出荷状況を調べてすぐに確認することができます。
「通常出荷」「限定出荷」などで供給状況を確認しましょう。
※検索はひらがな、カタカナどちらでも可能です。
現在の供給不安定な状況だからこそよく使うサイトです。
更新頻度もめちゃくちゃ早く、情報を仕入れたい時に検索して調べるので登録などもいらず使用できる点もポイントが高いです。
薬局や病院のメーカー選定の時にぜひ活用してみてください。
\出荷供給状況の確認がすぐにできる/
色んなジャンルが学べるアカウントも多い「医療系Instagram」
ごめんなさい。何を言ってるんだって思ったかもしれませんが、僕が取り上げるとしたらInstagramは外せません。
最近は医療系のInstagram発信者も数多く増えており、自分が学びたいジャンルで発信している方の投稿を見るだけでも勉強になります。
空き時間に少しスマホで読むことができますし、投稿を保存できるので覚えておきたい内容の投稿は後で見返すことも可能です。
もちろんInstagramさえスマホに入っていたら、無料で閲覧できるのもおすすめのポイントです。
- 自分のみたいジャンルのアカウントをフォローすることで勉強が隙間時間にできる
- 薬剤師だけでなく、専門医などの有益な投稿も読める
- コメント等で質問も返してもらえる可能性がある
Instagramのメリットはとにかく楽しく勉強できる点ですね。
自宅に帰って少し疲れているけどInstagramを見るだけで「なるほど!」となることもあるので、Instagramを利用している人はぜひ医療系のInstagramをフォローして勉強してみてください。
個人的によく読んでいるInstagramアカウントも合わせて紹介しておくね!
おすすめ医療系Instagram薬剤師アカウント
まとめ:無料で読める薬剤師の勉強や情報収集に便利なサイトはできるだけ活用するべし
今回は薬剤師に役立つ無料で使える勉強・情報収集サイト7選をご紹介させてもらいました。
薬剤師は日々新しい情報を入手しながら勉強しないといけない職業です。
そんな時に今回紹介した無料のサイトは必ず役に立つと思います。
特に新人の頃は無料で勉強できることは何よりもありがたいですしね。
日々の業務の隙間時間や業務上でわからないことがでた場合に活用してみてください。
↓今回紹介したサイト7選
- m3.com
- 日経メディカル
- CareNet.com
- 管理薬剤師.com
- ミクスonline
- 医療用医薬品供給状況データベース
- 医療系のInstagram
ぜひ薬剤師業務に活用してみてくださいね。
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