悩む人今の収入だけでは将来不安だし…。薬剤師でもできる副業に挑戦したいけど、自分にはどれができるかわからない。
そんなふうに感じて、「薬剤師 副業」と検索したことがある方も多いのではないでしょうか。
この記事では、薬剤師が始めやすい副業を、即金性・資産性・続けやすさの視点から比較します。
私が副業を始めたのは、薬剤師3年目の頃でした。
当時は地方の薬局で働く20代の薬剤師で、田舎で働いていると情報も入ってきにくく、都市部の薬剤師に比べてキャリア面でも不利だな、と漠然と感じていました。
本業以外に「自分の武器」を持っておきたい。
そんな気持ちで、Instagram、Voicy、ブログ、note・PDF販売、Webライティングなどを5年間試してきました。
うまくいったものもあれば、正直に言うと途中で離れたものもあります。
この記事では、私が5年間で実際に経験した副業を中心に、薬剤師におすすめの副業7種類を比較します。
数字のリアルや、続かなかった副業の話も含めて、できるだけ正直に書きました。
- 薬剤師におすすめの副業7種類の特徴とリアルな数字
- 管理薬剤師が副業を考えるときの注意点
- 即金性・資産性から見た自分に合う副業の選び方
- 5年間で実際にやめた副業と、その理由





少し長めの記事ですが、目次から気になるところだけ読んでもOKです!


薬剤師ヒロザル
- 現役薬剤師・医療ライター:精神科門前で勤務し、大手医療メディアでの連載実績を持つ
- Instagramフォロワー4.5万人:企業PR案件を多数獲得。影響力と集客力を兼ね備えたアカウントを運営。
- 副業・コンテンツ販売:SNSを起点にnoteやPDF販売などを展開し、実践的なマネタイズノウハウを発信。
この記事の結論:薬剤師の副業は「目的別」に選ぶのがおすすめ


5年間いろいろ試して気づいたこと。
それは、薬剤師にとっての最強の副業は、人によって違うということです。
なぜなら、すぐに収入がほしい人と、将来的な資産を作りたい人では、選ぶべき副業がまったく違うからです。
だからこそ、その人の目的別にオススメする薬剤師の副業をまとめると、こうなります。
- 早く1万円を稼ぎたい人
→メディカルライターがおすすめ - 在宅で本業後に始めたい人
→Instagram・ブログ・Webライティングがおすすめ - 長期的に資産を作りたい人
→ブログ・Instagram・コンテンツ販売がおすすめ - すでにSNSを運用している人
→note・PDF販売がおすすめ - 管理薬剤師の人
→発信系・ライティング系を優先して検討 - まとまった現金が必要な人
→派遣薬剤師も選択肢。ただし管理薬剤師や就業規則には注意
ここから、それぞれの副業について「何が良かったか」「何が大変だったか」「どんな人に向いているか」を実体験ベースで解説します。
薬剤師が副業を始める前に知っておくべき3つのこと


具体的な副業の話に入る前に、「始めてから後悔しないために知っておきたいポイント」を3つ整理します。
薬剤師の副業では、収益性だけでなく「就業規則・薬機法・税務」の確認が重要です。知らずに始めてしまうと、職場とのトラブルや法令上の問題につながる可能性があります。
① 就業規則を確認する
副業を始める第一歩は、現在の職場の就業規則を確認することです。
病院、大手調剤チェーン、個人薬局、ドラッグストアなど、経営母体によって副業ルールは異なります。
- 副業を全面禁止している職場
- 事前届出制にしている職場
- 同業他社でなければ認めている職場
- 本業に支障がなければ相談可能な職場
このように対応はケースバイケースです。
私自身、副業を始める前に勤務先の社長へ直接確認しました。
その結果、「本業に支障が出ない範囲であれば問題ない」と許可をいただき、安心して副業をスタートできました。
後ろめたさなく続けるためにも、可能であれば事前に上司や人事へ相談しておくのが一番スムーズです。
もちろん、職場の雰囲気によっては相談しにくい場合もあると思います。
その場合でも、就業規則・税務・SNSでの実名発信のリスクなどを含めて、慎重に判断する必要があります。



私は思いきって社長に聞きました。意外と「ちゃんと話してくれてありがとう」と言ってもらえたのにびっくりしましたけど笑
② 管理薬剤師は薬機法上の制限に注意する
あなたがもし「管理薬剤師」、あるいは将来管理薬剤師になる可能性がある場合は、医薬品医療機器等法(薬機法)の第7条を必ず確認しておきましょう。
その薬局の管理者は、その薬局以外の場所で業として薬局の管理その他薬事に関する実務に従事する者であってはならない。ただし、その薬局の所在地の都道府県知事の許可を受けたときは、この限りでない。
参考:「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」第7条
ざっくり言うと、管理薬剤師が他の薬局で調剤業務や派遣薬剤師として勤務する場合は、薬機法上の制限に抵触する可能性があります。管理薬剤師が他薬局で薬剤師業務を行う副業は、自己判断で始めないことが重要です。
副業の種類は、次のように整理できます。
| 比較的検討しやすい副業 | 特に慎重な確認が必要な副業 |
|---|---|
| ・ブログ運営 ・Instagram・Voicyなどの発信 ・Webライティング ・note・PDFなどのコンテンツ販売 | ・他の薬局でのパート勤務 ・派遣薬剤師 ・夜間休日の調剤アルバイト ・同業他社での薬剤師業務 |
ただし、ブログやSNSで医薬品・医療情報を扱う場合も、表現には注意が必要です。
特定の医薬品や治療法を過度に推奨したり、個別の治療判断を促したりする内容は避け、添付文書・ガイドライン・公的資料などを確認したうえで発信することが大切です。



薬機法なので、ここを誤解すると本業にも影響します。私もここは一番慎重に確認しました。
③ 確定申告・住民税の扱いを確認する
副業を始めるなら、税務の基本も押さえておきましょう。
一般的に、給与所得者で副業の年間所得が20万円を超える場合は、所得税の確定申告が必要になります。
※所得=収入から必要経費を差し引いた利益です。
国税庁の解説を見る
参考資料
国税庁「No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人」 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1900.htm
副業を考える薬剤師が不安になりやすいのが、「確定申告をすると職場に副業がバレるのでは?」という点です。
職場に副業が知られる原因の一つとして、副業所得による住民税額の変動があります。
確定申告書を提出する際、住民税の徴収方法で「自分で納付(普通徴収)」を選択する方法があります。
これにより、副業分の住民税を自分で納付できる扱いになる場合があります。
ただし、自治体や所得の種類によって取り扱いが異なるため、必ず居住地の市区町村役所に確認してください。
※ 副業所得が20万円以下でも、住民税の申告が別途必要になる場合があります。
※ 税務の詳細は、税務署・税理士・自治体の窓口に確認してください。
「普通徴収にすれば絶対にバレない」とは言い切れません。
SNSで実名や顔出しをする場合は、税務以外の経路で職場関係者に見つかる可能性もあります。



会社バレが心配なら、まずは「実名・顔出しなし」の発信から始めるのも一つの方法ですが、できればしっかりと報告していた方が後々も気持ちにゆとりができますよ。
【比較表あり】薬剤師の副業おすすめ7選


ここから、薬剤師におすすめの副業7種類を比較します。
まずは、即金性と資産性の違いをざっくり確認しましょう。
| 副業 | 初期費用 | 即金性 | 資産性 | 初心者おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| Instagram発信 | ほぼ0円 | |||
| 音声配信 | ほぼ0円 | |||
| ブログ | 月1,000〜2000円 | |||
| note・PDF販売 | ほぼ0円 | |||
| メディカルライター | ほぼ0円 | |||
| 転職アフィリエイト | 月1,000〜2,000円 | |||
| 派遣薬剤師 | ほぼ0円 |
※即金性・資産性は5年間の実体験をもとにした感覚値です。実際に得られる収益は、作業量・ジャンル・集客導線によって大きく変わります。
ここから、それぞれの副業について詳しく解説していきます。
① Instagram発信|薬剤師として信頼を積み上げる副業
5年間いろいろな副業を試してきた中で、私にとって一番手応えがあったのがInstagramでした。
私は「精神科の薬」というニッチなテーマに絞って発信を続け、現在はフォロワー4.5万人を超えるアカウントになりました。
もちろん、ここまで順調だったわけではありません。フォロワー1万人を超えるまでには約1年半かかり、最初は思うように伸びない時期もありました。
それでもInstagramは、スマホ1台で始められ、画像投稿・リール・ストーリーズなど表現の幅が広いのが魅力です。
すぐに収益が出る副業ではありませんが、続けるほど薬剤師としての信頼を積み上げやすい媒体だと感じています。
Instagramは短期で稼ぐ副業というより、信頼を育てながら収益につなげていく副業です。
Instagram副業の主な収益化ルート


「Instagramで稼ぐ」といっても、やったことはない人にはイメージが湧きにくいと思います。
InstagramはYouTubeのように再生数に応じた広告収入が自動で入るわけではありません。主な収益ルートは以下の2つです。
- 企業からのPR案件(広告収入)
私の場合、フォロワーが1万人を超えたあたりから、定期的に案件をいただけるようになりました。報酬の感覚としては、1案件あたり数千円〜1万円程度が多く、数万円規模の案件をいただくこともあります。
ただし、最近はインスタの市場が成熟してきたこともあり、フォロワー数千人規模でも案件が届くケースが増えてきた印象です。 - 自社コンテンツの販売(note・STORESなど)
note・STORESなどで販売しているPDF教材や有料記事を、フォロワーの方へ紹介するモデルです。
ここで大切なのは、フォロワー数だけではありません。
Instagramで収益化するうえで重要なのは、「フォロワーの数」より「信頼の濃さ」です。
たとえフォロワーが1万人未満でも、特定の領域に絞って濃い読者へ届いていれば、コンテンツ販売や相談導線につながる可能性があります。
【収益の本質は「フォロワーの数」ではなく「信頼の濃さ」】
「4.5万人もフォロワーがいないと稼げないのか」というと、決してそんなことはありません。たとえフォロワー数が少なくても、特定の分野(精神科、在宅、小児など)に特化し、濃いファン層に刺さっていれば、案件に頼らずコンテンツ販売やサブスクなど、自分の好きなモデルで十分に収益化が可能です。
薬剤師がインスタ副業を始めるメリットと注意点
- 精神科・在宅・小児など、特定領域に強みがある薬剤師
- スマホ1台で副業を始めたい方
- すぐの収益より、長期的な個人ブランドを作りたい方
- 患者さんや医療従事者に向けて、わかりやすく情報を届けたい方
【私の本音】始める前に知っておくべき注意点
- 最初の1年は収益ゼロでも「続ける覚悟」が必要
-
実際に私がやってみて痛感したのは、ここです。「インスタ=すぐ稼げる」ではありません。フォロワーが増えるまでに1〜2年はかかります。「稼ぐ目的」だけで始めると、数字が伸びない時期にメンタルが確実に折れます。
- 専門領域(コンセプト)の明確化
-
「誰に何を届けるか」が明確でないと方向性が定まりません。私の場合は「精神科領域」というニッチに絞ったからこそ、同じ薬剤師や看護師といった「本気の医療従事者」の濃いフォロワーが集まってくれました。(※現在は幅広く役に立つ投稿を作成しています)
- 医療情報(YMYL)への配慮
-
薬や健康の情報を扱う以上、何よりモラル的にも厳しい目が向けられます。「薬剤師として、目の前の人に正しい情報を届けたい」という強い動機がなければ、私もここまで続けられていませんでした。



Instagramは時間をかけても、自分のブランド(信頼性)などを積み上げていきたい人向けの副業です。
💡 さらに詳しく知りたい方へ
薬剤師がゼロからInstagramを始めてフォロワーを伸ばすための具体的なノウハウは、こちらの記事で詳しく解説しています。
② 「音声配信(Voicyなど)」がおすすめな理由
「ブログやSNSの更新が続かない」
そんな忙しい薬剤師におすすめしやすいのが、VoicyやStand.fmなどの音声配信です。
私は2022年からVoicyで「薬剤師ヒロザル@聴くくすりの処方箋」を運営しており、現在は約1,000人のリスナーに聴いていただいています。
音声配信の魅力は、文章や画像よりも人柄が伝わりやすいことです。
音声配信は、単体で大きく稼ぐ副業というより、信頼関係を深めるための副業です。
音声配信のメリット:隙間時間で続けやすいけやすい」
音声配信最大のメリットは、その圧倒的な継続のしやすさです。
- タイパが良い: 1回の収録は10〜15分程度で完結
- 準備がいらない: 執筆や画像編集の手間がなく、台本なしのフリートークでも発信可能
- 場所を選ばない:通勤・家事・散歩の前後など、隙間時間で収録できる
業務後の疲れた状態や、通勤・家事の合間などの隙間時間を活用できるため、忙しい薬剤師でも挫折せずに続けられます。
音声配信単体での収益化は難しい
正直なところ、音声配信単体で大きな収益を作るのは簡単ではありません。
そのため、音声配信だけで稼ぐというより、ブログ・note・PDF販売・Instagramと組み合わせるのが現実的です。
私の場合、Voicyを続けてきて特に手応えを感じているのは次の2点です。
- note・PDF教材の購入につながった
- 直接の収益というより、長期的な信頼形成に役立っている
【成功の鍵は「信頼」の獲得】
音声は文章以上に「発信者の人柄や専門性」がダイレクトに伝わります。音声を通じて「この薬剤師さんは信頼できる」と感じてもらうことで、ブログやnote、STORESで販売しているデジタルコンテンツ(PDF教材など)の購入に繋がりやすくなります。
「音声配信で稼ぐ」のではなく、「音声配信で信頼を積み、コンテンツ販売へ繋げる」という掛け合わせが、結果的に副業全体の収益を最大化させます。
音声配信副業が「向いている人」と「注意点」
- 話すことや、人に説明することが苦にならない薬剤師
- 文章よりも、声の方が自分らしさを出しやすい方
- ブログやSNSと組み合わせて複数の接点を作りたい方
- 短時間で発信を継続したい方
【私の本音】始める前に知っておくべき注意点
- 単体収益は期待しすぎない
-
実際に私が2022年から続けてみて痛感したのは、ここです。YouTubeのように再生数に応じた広告収入がガツガツ入る構造ではありません。「ラジオだけで稼ごう」と思って始めると、1円も稼げない現実に絶望してすぐに挫折します。他のメディア(ブログ、note、STORESなど)と組み合わせることが大前提の副業です。
- 良くも悪くも人柄が伝わる
-
音声はテキストや画像と違って、良くも悪くも「発信者の素の人間性や熱量」がダイレクトにリスナーへ伝わります。テキトウな気持ちで話していると一発で見抜かれますが、逆に「薬剤師として、聴いてくれる人の力になりたい」という真摯な想いで向き合えば、文章では絶対に作れない「一撃でファンになってもらえる濃い信頼」を積むことができます。
- プラットフォームによっては厳しい審査(壁)がある
-
音声配信を始める手段はいくつかありますが、私が利用している「Voicy」などの一部プラットフォームは、誰もがすぐに配信できるわけではなく、事前のパーソナリティ申請(審査)を通過する必要があります。もし審査なしで今すぐ手軽に始めたい場合は、Spotify for CreatorsやStand.fm(スタンドエフエム)などからスタートするのも選択肢の一つです。



音声配信は「稼ぐ」より「人柄を知ってもらう」副業。文章やSNSとの組み合わせで効いてきます。
③ ブログ・アフィリエイト|時間はかかるが資産になりやすい副業
薬剤師の副業として、ブログ・アフィリエイトも有力な選択肢です。
私の場合、ブログを始めて初収益が出るまでは約3ヶ月でした。
「思ったより早いな」と感じる方もいるかもしれませんが、安定した収益になるまでには、その後も長い時間がかかっています。
ブログを始めて5年経った今でも、試行錯誤は続いています。
それでもブログを続けている理由は、記事がWeb上の資産として積み上がるからです。
ブログは即金性こそ低いですが、長期的に検索流入と収益導線を作れる副業です。
ブログ・アフィリエイトの主な収益化ルート
ブログで収入を得る仕組みは、主に以下の2つです。
- アフィリエイト(成果報酬型広告)
ブログ記事の中で商品やサービス(転職サイト、本、スクールなど)を紹介し、読者がそこから購入・登録した際に報酬をいただくモデルです。 - 自社コンテンツ・他メディアへの誘導
自分のブログを「基地(ハブ)」として使い、VoicyやInstagramから集まった読者をnoteやSTORESの販売ページへと繋げるモデルです。
【成功の分岐点:テーマ選びを間違えると1円も稼げない】
ブログは最初の設計(テーマ選び)が命です。薬剤師だからといって「薬の効果・副作用・病気の治療法」といった医療ド真ん中の情報を扱ってしまうと、何年書き続けても成果は出ません。 なぜなら、人の命や健康に関わるジャンルは「YMYL(Your Money or Your Life)」と呼ばれ、Googleの厳しい規制により、医療・健康領域は信頼性が特に重視されるため、個人ブログでは検索上位を狙う難易度が高いです。
補足:YMYLと薬剤師ブログ
参考:Google検索セントラル「有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成」 https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/creating-helpful-content?hl=ja
Googleは、ユーザーにメリットをもたらす有用で信頼できる情報を評価する方針を示しています。医療や健康のように人の生活に影響するテーマでは、特に信頼性が重要です。
私自身、医療情報ど真ん中の記事だけで勝負する難しさを感じました。
現在は、「薬剤師の副業・キャリア・SNS発信」のように、薬剤師の経験と自分の実体験を掛け合わせられるテーマに寄せています。
薬剤師がブログ副業を始めるメリットと注意点
- 文章を書くことが好きな薬剤師
- すぐの収益より、長期的な資産を作りたい方
- SEOやWebマーケティングを学びたい方
- 自分の経験や考え方を整理して残したい方
【私の本音】始める前に知っておくべき注意点
- 安定収益までは時間がかかる
-
ブログは即効性が完全にゼロです。初収益自体は3ヶ月〜半年で発生することもありますが、生活に意味のあるレベルまで育てるには半年〜2年単位で考える必要があります。
- 医療情報は根拠と表現に注意
-
前述した通り、YMYLの壁があるため個人ブログで医療情報はなかなか勝負できません。実は私もこの失敗を経験しました。だからこそ、テーマを「薬剤師の副業・キャリア・SNS発信」という、自分の専門性に『掛け合わせ』ができるジャンルに絞ったことで、ようやく手応えが出始めました。勝てる戦場で戦うことが大前提です。
- 毎月1,000円〜2,000円程度の「固定費」がかかる
-
無料ブログ(アメブロなど)ではなく、収益化のための「WordPress(ワードプレス)」でブログを作る場合、サーバー代やドメイン代として毎月少しのコストが発生します。



ブログは即金性は低いですが、続ければ「自分の代わりに働いてくれる資産」になります。
④ note・PDF販売|薬剤師の知識を商品にできる副業
note・PDF販売は、薬剤師としての専門知識や現場経験を、有料記事やPDF教材として販売する副業です。
物販のように在庫を抱える必要がなく、原価も比較的少ないため、自分の知識や経験を形にしやすいのが特徴です。
私が最初に作った商品は、精神科領域の実務知識をまとめたPDF参考書でした。
価格は1冊1,500円で販売し、初月は200部以上を購入していただくことができました。
ただし、これはPDFを作っただけで売れたわけではありません。
Instagramで精神科領域の発信を続けていたことで、同じ領域で悩む薬剤師・看護師の方々に届けられたことが大きかったと感じています。
note・PDF販売は、薬剤師の現場経験を“役立つ教材”として形にできる副業です。
コンテンツ販売の主な収益化ルート
自分で作ったデジタル商品を読者に届けるための、主なプラットフォーム(販売ルート)は以下の通りです。
- note(有料記事・マガジン販売)
ノウハウを文章ベースでまとめ、一部を「有料」に設定して手軽に販売できるプラットフォームです。決済システムが整っているため、初心者でも始めやすいのが特徴です。 - STORESやBASE(デジタルコンテンツ販売)
自分で作成したPDF参考書や電子書籍、学習スライドなどを「自分のネットショップ」を開設して直接ダウンロード販売するモデルです。
【成功の分岐点:テーマ選びを間違えると1円も稼げない】
教科書を見れば載っているような一般的な内容をまとめても、今の時代は絶対に売れません。購入されるのは「この人だから書ける、現場の泥臭い実務ノウハウ」です。
「現場で先輩に聞けずに困ったこと」「この処方が出たらどう動くべきか」など、あなたが苦労して身につけた『生きた経験』こそが、同じ悩みを持つ医療従事者にとってお金を払ってでも欲しい価値になります。
薬剤師がコンテンツ販売を始めるメリットと注意点
- 特定領域の実務経験がある薬剤師
- すでにSNSやブログで発信している方
- 知識を体系的にまとめるのが好きな方
- 図解やチェックリスト作成が得意な方
【私の本音】始める前に知っておくべき注意点
- SNSでの「圧倒的な信頼関係(集客導線)」がないと1冊も売れない
-
良い教材を作っても、知ってもらえなければ購入されません。
Instagram・ブログ・Voicyなどの導線があると販売しやすくなります。
私の場合も、初月で200部を超えられたのは、Instagramでの発信を通じて事前にフォロワーの方々と信頼関係を築けていたことが大きかったと感じています。
- 作成には途方もない時間と労力(最初の壁)がかかる
-
1冊のPDF参考書や有料noteを完成させるには、膨大な資料を引っ張り出し、分かりやすくイラストや図解に落とし込むなど、最初の作成段階でかなりのエネルギーを消費します。ただし、「一度作ってしまえば、その後は一切手を加えなくても勝手に売れ続ける自動販売機になる」という、苦労を完全に超える見返りがあります。
- 医療情報を扱う場合の「免責事項」と責任の明記
-
薬や治療の知識を商品としてお金をいただく以上、内容には責任が伴います。購入者とのトラブルを防ぐためにも、教材の冒頭や販売ページには必ず「本書は個人の実務経験・見解に基づくものであり、実際の臨床においては各施設のプロトコルや最新の添付文書をご確認ください」といった免責事項を明記しておくことがいいでしょう。



教科書の写しではなく「自分が現場で困ったこと」を商品にする。これがいちばん売れる近道です。
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⑤ メディカルライター|早く収益化しやすい在宅副業
メディカルライターは、医療系メディアや企業サイトなどの依頼を受けて、薬や健康に関する記事を執筆する副業です。
薬剤師免許や現場経験は、医療系ライティングにおいて大きな強みになります。私自身、クラウドワークスでメディカルライター案件を受けた経験があります。
本業の知識を活かしながら在宅で始められるため、「まずは副業で1万円を稼いでみたい」という薬剤師には現実的な選択肢です。
メディカルライターは、薬剤師が比較的早く初収益を得やすい在宅副業です。
メディカルライターの主な案件獲得ルート
企業やメディアから執筆の仕事をいただくための、主なルートは以下の2つです。
- クラウドソーシング(クラウドワークスやランサーズなど)
初心者薬剤師ライターが実績を作るための王道ルートです。私は最初、1文字0.5〜1円程度の案件からスタートしましたが、経験を積むうちに「医師監修記事の下書き」や「薬の解説記事の専門家チェック(校正・推敲)」といった、一般ライターには真似できない高単価な専門案件にステップアップしていくことができました。 - SNSやブログ経由の直接契約
Instagramやブログで「発信している薬剤師」としての認知が広がると、企業の担当者から「うちのサイトでコラムを書いてくれませんか?」と直接DMで執筆依頼(スカウト)が届くようになります。クラウドソーシングで実績を積みつつ、最終的には仲介手数料のかからないSNS経由の直接案件を目指すのが理想的な流れです。
【成功の分岐点:コピペ文章を卒業し、現場の『リアル』を足せるか】
ネットの情報をきれいにまとめるだけのライターは、AIに代替され、低単価で終わります。 稼げるライターになる鍵は、「現場で患者さんからよく受ける質問」や「他職種が本当に困っているポイント」など、現役薬剤師にしか書けない『生きた解説』を盛り込めるかです。
クラウドソーシングで実績を作りつつ、SNSでも『専門性』を発信しておけば、高単価な「企業からの直接案件」を向こうから引き寄せられるようになります。
薬剤師の現場感を文章にできることが、メディカルライターとしての差別化になります。
参考までに、薬剤師としての専門性が評価される案件では文字単価3〜4円あたりが一つの目安として動いている印象です(最新の相場は時期や案件ジャンルによって変わります)。
【私の体験談:一度離れた、けれど戻りつつある副業】
実は、クラウドソーシングでライター案件を受けていた時期もありましたが、一度私は離れています。
Instagramでの発信に手応えを感じ始めたタイミングで、「あれもこれも」より「Instagramに集中したい」と思うようになり、ライティング案件は少しずつ減らしていきました。
最近になって、企業や医療メディアからご相談をいただく機会が再び増えており、現在は本業・発信・ライティングのバランスを見ながら少しずつ再開しています。
副業は、必ずしも「一度始めたら一生続ける」ものではありません。
そのときの本業の状況や、ほかの副業の伸び方に合わせて、出し入れしていいと、いまは思っています。



副業はマラソンと一緒で、走るスピードを変えてOK。一度離れても戻れます。
薬剤師がメディカルライター副業を始めるメリットと注意点
- 文章を書くことが苦にならない薬剤師
- 添付文書やガイドラインを調べるのが苦ではない方
- 在宅で副収入を作りたい方
- 比較的早く初収益を得たい方
【私の本音】始める前に知っておくべき注意点
- クラウドソーシングでの完全な初期(実績ゼロ)は単価が低め
-
いくら薬剤師免許があっても、ライティングの実績が完全にゼロの段階では、最初の数本は文字単価0.5〜1円などの低単価で耐える時期があります。ただ、ポートフォリオ(過去の実績)が数本できれば、すぐに文字単価2円、3円といった薬剤師ならではの高単価案件へジャンプアップできます。
- 医療情報を世に出す「執筆の責任」と「徹底的なエビデンス確認」
-
自分が書いた記事が多くの読者の目に触れるため、不正確な情報は許されません。添付文書やガイドライン、公的機関のエビデンス(根拠)を徹底的に調べる必要があり、自分の感覚だけで執筆することは不可能です。コンテンツ販売同様、正しい情報を届けるプロとしての強い意識が求められます。
- 「納期(締め切り)」があるため本業の繁忙期はかなりしんどい
-
ブログやSNS発信は「今日はお休みしよう」が通じますが、ライター業にはクライアントとの「締め切り(納期)」が絶対に伴います。本業の門前薬局が繁忙期でヘトヘトな時期と、複数の案件の納期が重なると、精神的にも体力的にもかなりタフな戦いになります。
⑥ 転職アフィリエイト|高単価だが誠実さが問われる副業
転職アフィリエイトは、ブログやSNSで薬剤師向け転職サイトを紹介し、読者が登録・面談などの条件を満たすことで報酬が発生する副業です。
薬剤師の採用市場は1人あたりの採用コストが高く、案件によっては報酬単価が高めに設定されていることがあります。
ただし、転職は読者の人生に関わるテーマです。
転職アフィリエイトは、単価の高さよりも読者への誠実さを優先すべき副業です。
転職アフィリエイトの主な収益化ルート
読者に転職サイトを安心して利用してもらうための、主なアプローチ方法は以下の2つです。
- 実体験ベースの「比較・レビュー記事」
自分が実際に使ったことのある転職サイトの「良かった点」「悪かった点」を本音でレビューし、読者の背中を押す王道ルートです。 - お悩み解決型の「キャリア相談記事」
「管理薬剤師がつらい」「残業のない職場に行きたい」など、現場の具体的な悩みに寄り添い、その解決策の選択肢として転職サイトを提案するルートです。
【成功の分岐点:転職を『煽る』のを辞め、誰よりも誠実に本音を語る】
転職アフィリエイトで一番避けたいのは、読者の不安を煽って登録させることです。
「今すぐ転職しないと損」「この職場はやめた方がいい」といった表現は、短期的にクリックを集めても信頼を失います。
InstagramやVoicyで積み上げた信頼を守るためにも、転職はあくまで選択肢の一つとして紹介するのが大切です。
自分の家族や同僚に紹介できる内容かどうかを基準にすると、記事の誠実さを保ちやすくなります。
転職アフィリエイトを始めるには、ASPの登録が必要
転職のアフィリエイトを始めるには、ブログやSNSと企業(転職サイト)を仲介してくれる「ASP」への無料登録が基本的には必須になります。
※ASP=アフィリエイト・サービス・プロバイダー。広告主とブロガーをつなぐ仲介サービスです。
薬剤師の転職案件を扱うプラットフォームはいくつかありますが、まずは国内最大手であり、審査なしで今すぐ登録できる『A8.net(エーハチネット)』だけ押さえておけば間違いありません。
A8.net(エーハチネット)の特徴
- 国内最大級: 主要な薬剤師転職サイトの案件がほぼ網羅されている
- 審査なし: ブログを開設した直後(記事ゼロ)でもすぐに無料登録できる
転職アフィリエイトの世界には、他にも『アクセストレード』や、ブログが育つと招待が届くクローズドASPの『レントラックス』などがあります。
ですが、最初はあれこれ登録しても管理が大変になるだけです。まずは『A8.net』でどんな薬剤師求人案件があるかをチェックし、ブログの扱いに慣れていくのが一番確実なスタートラインです。
薬剤師が転職アフィリエイトを始めるメリットと注意点
- 過去に転職活動の経験がある薬剤師
- WordPressブログを長期的に育てたい方
- 読者のキャリアの悩みに誠実に向き合いたい方
- メリットだけでなくデメリットも書ける方
【私の本音】始める前に知っておくべき注意点
- ブログの集客(SEO)が育つまでに最低6ヶ月〜1年以上かかる
-
高単価なジャンルであるため、ライバルとなる競合サイトも非常に強力です。記事を書いてすぐにアクセスが集まるわけではないため、他の副業(ライターやSNS)と並行しながら、長期戦で育てる視点が欠かせません。
- ASP(アフィリエイト仲介サイト)によって報酬条件が激変する
-
同じ転職サイトの紹介でも、使うASPによって報酬額や成果の確定条件(登録だけでOKか、面談必須かなど)が異なります。ブログを開設したら、必ず複数のASPに登録して条件を細かくチェックしておきましょう。
- 「転職ありき」の表現は自分のブランド(信頼)を一瞬で失う
-
目先のお金欲しさに転職を強く勧めすぎると、InstagramやVoicyでコツコツ積み上げてきたあなたの信頼口座が一気に残高ゼロになります。あくまで「選択肢の1つ」としてフラットに紹介するモラルが絶対条件です。



転職アフィリエイトは難易度こそ高いですが、正しい知識と誠実さを持って取り組めば、月数十万円以上の大きなリターンを狙える、ブログ副業の最高峰です。
⑦ 即効性・時給はナンバーワン!「派遣薬剤師(ダブルワーク)」のリアルと仕組み
本業の休業日や隙間時間を利用して、派遣会社に登録し、別の薬局へ「派遣薬剤師」としてスポット勤務する副業です。
最大の魅力は、パートやアルバイトを圧倒的に超える「高時給(相場3,000円〜4,000円以上)」で、やった分だけ確実に翌月大金が手に入る圧倒的な即効性です。薬剤師免許をそのまま高待遇に変えられるため、手っ取り早く高収入を得るための最も確実な手段となります。
ただし、私は現在「管理薬剤師」という立場上、法律の制限(後述)があるためこの派遣副業を実際に経験したことはありません。
この章では、私の実体験ではなく、SNS発信をする上で知り合った転職エージェントの方々の話を参考にまとめます。
派遣薬剤師の主な働き方ルート
本業を持つ薬剤師がダブルワークとして派遣で入る場合、一般的に以下のようなパターンが考えられます。
- 休日利用の「単発・スポット派遣」
土曜日や祝日など、本業が休みの日に1日単位(単発)で欠員が出た薬局のヘルプに入るルートです。スケジュールが自由に組めるため、副業として非常に人気があります。 - 期間を区切った「短期集中派遣」
「冬の繁忙期(12月〜3月)の1週間だけ」など、あらかじめ曜日や期間を契約で固定して勤務するルートです。
派遣会社を選ぶときの確認ポイント
派遣薬剤師を検討する場合、時給だけで判断しない方が安全です。
- 派遣求人の取り扱いがあるか
- 勤務条件をどこまで調整できるか
- 賠償責任保険などのサポートがあるか
- 担当者が薬局業界に詳しいか
- 本業との両立に無理がないか
上記のようなポイントを必ず確認するようにしましょう。
派遣に強い代表的な薬剤師向けおすすめサイト
転職エージェントの話ですが、派遣薬剤師として副業を始めるためには、「派遣の取り扱いがあり、なおかつ優良な案件をたくさん抱えている大手派遣会社」を選ぶことが絶対条件になるそうです。
転職エージェントを活用するしないで、派遣薬剤師の敷居もかなり変わりますし、何よりも求人数や条件面の相談もできるので単純に同じように働いていても、時給がかなり変わると聞いたことがあります。
数あるサイトの中でも、パート・派遣の求人に強い定番サイトとして以下のようなサイトがあります。
- 派遣の強さ:
高時給な派遣案件はもちろん、大手日本調剤グループの手厚いバックアップがあるため、派遣スタッフへの福利厚生やサポート体制が業界トップクラスです。 - ここが安心:
派遣求人を扱う会社は実は限られているため、まずは実績豊富なファルマスタッフに登録し、自分の本業に支障が出ない範囲(土日のみ、夜間のみなど)の案件を紹介してもらうのが最も確実です。
【ファル・メイト】
- 派遣の強さ:
「派遣薬剤師の専門」として20年以上の実績がある特化型サービスです。特に関西・関東エリアの求人に非常に強く、圧倒的な高時給案件(時給3,000円〜4,000円以上など)を多数保有しています。 - ここが安心:
派遣スタッフ向けに「万が一、現場の都合で勤務時間が短くなっても契約分の給与を支払う」という独自の最低保障制度や、万が一の調剤過誤に備えた「賠償責任保険」が全スタッフに無料適用されるなど、派遣の安全性に特化したサポートが魅力です。
先輩たちのリアルな知恵:派遣エージェント活用のコツ
派遣のダブルワークを成功させている知人たちに聞くと、エージェントに「本業の都合上、残業は1分もできません」「〇曜日だけの勤務で探してください」と最初からはっきり条件を伝えてしまうことが一番大事だそうです。 派遣は契約社会なので、事前に伝えておけば条件通りの職場をエージェントが全て代わりに交渉・用意してくれます。
薬剤師が派遣副業を始めるメリットと注意点
- ブログやSNSよりも、今すぐ現金収入を優先したい方
- どの薬局でも臨機応変に対応できる調剤スキルがある方
- 本業以外の現場経験も積みたい方
- 本業の就業規則上、同業副業が問題ない方
【エージェントさんの本音】始める前に知っておくべき注意点
- 管理薬剤師は薬機法上の制限に注意
-
何度も触れていますが、管理薬剤師が他社で派遣として働く場合は、薬機法上の制限に抵触する可能性が高いため、自己判断では始めない方が安全です。私自身も管理薬剤師だからこそ、この制限にかからない「発信系副業(ブログやSNS)」に全てのエネルギーを注いできました。
- 人間関係がドライな反面、孤独感を感じることもある
-
派遣は契約期間が終わればサヨナラなので、職場の面倒な人間関係に巻き込まれないメリットがあります。反面、あくまで「外から来た助っ人」なので、店舗によっては少し冷たい対応をされたり、孤独を感じたりするリアルな側面もあります。
- 本業の職場での「同業他社での副業禁止」に注意
-
薬局チェーンによっては、パートはOKでも「派遣としての二重就労」は勤務形態や情報の観点から厳しく禁止しているケースが多いです。会社の規則は必ず事前に確認しておきましょう。



派遣薬剤師は最も効率よく稼げるリターンがある反面、高いスキルと体力が求められる「プロフェッショナル向け」のフロー副業と言えます。
【正直な話】5年間で「やめた・離れた」副業3つ


ここまで7種類の副業を紹介してきましたが、5年間の中で「やってみたけど続かなかった」副業もあります。
副業選びの参考になればと思い、正直に共有します。



成功談だけじゃなく、続かなかった理由こそ、これから始める人の参考になると思っています。
短尺動画でリーチを広げたいと思い、TikTokに挑戦したことがあります。
ただ、動画の構成・撮影・編集・字幕入れまでを通すと、1本作るのにかなりの時間がかかってしまいました。
本業をこなしながら、Instagram・Voicyとも両立するなかで、「動画編集にかける時間と、その動画から得られる成果」のバランスがどうしても合わず、離れることにしました。
学んだこと
副業選びでは、コンテンツの質だけでなく「自分の時間あたりに何を生み出せるか」も重要だと感じました。
X(旧Twitter)でも、薬剤師として医療情報を発信した時期がありました。
ただ、薬や治療の話は、140字前後の短文で正確に伝えるのが想像以上に難しいと感じました。
書き方を一歩間違えると、誤解を招いたり、過度な不安をあおる表現になったりする。
そのリスクを毎日抱えながら発信を続けるよりも、Instagramのように画像で文脈を補える媒体に集中する方が、薬剤師として誠実な発信ができると判断しました。
学んだこと
薬剤師の発信は、「届けやすさ」だけでなく「誤解を生まない伝え方ができるか」も重要です。
ブログは、私の副業の中で最も歴史が長い一方、最近まで一時期放置気味になっていた時期もありました。
理由はシンプルで、Instagramの方が反応が早く、楽しかったからです。
ブログは、検索流入が育つまでに時間がかかります。
反応がすぐに見えないので、つい「いいね」や「保存」がリアルタイムで返ってくるInstagramに気持ちが流れていきました。
ただ、ある時期から「ブログがないと、長期的な信頼の母艦がない」と感じるようになり、最近改めて記事を整え直しているところです。
学んだこと
SNSは反応が早くて楽しい一方で、投稿が流れていきやすいという弱点もあります。
だからこそ、反応を得やすいSNSと、長く残るブログやPDF販売を組み合わせることが大切だと感じました。
失敗をゼロにする!薬剤師が副業を始めるためのロードマップ3ステップ


「興味はあるけれど、具体的に何から始めればいいか分からない…」という方のために、私が5年間の試行錯誤の末に行き着いた「最も挫折しない副業の始め方」を3つのステップで解説します。
ステップ1:使える時間を洗い出す
副業選びで最初にやるべきことは、スキルの棚卸しではなく、「毎週何時間を副業に投資できるか」という現実的な時間の確保です。本業で忙しい薬剤師が副業を継続できるかどうかは、この時間と体力のマネジメントにかかっています。
【私のリアルなタイムスケジュール】
副業を始めた当初は、平日の夜1〜2時間と休日の5〜6時間を使っていました。ただし、最初から毎日完璧にやろうとしたわけではありません。通勤前の15分、お風呂上がりの30分など、小さな時間を積み上げていました。
最初から「毎日3時間やる」と決めるより、本業に支障が出ない範囲で続けることが大切です。
ステップ2:初期費用ゼロの副業から1つ選んで始める
最初から高い有料ツールを買ったり、形から入って高い初期費用をかける必要は一切ありません。まずはスマホ1台、完全無料で始められるリスクゼロの副業からスタートしましょう。
この記事で紹介した中なら、以下の3つが初期費用ゼロで始められます。
- Instagram発信
- 音声配信(Voicy、Stand.fmなど)
- note執筆
- メディカルライター案件への応募
「あれもこれも」と同時に手を出すと、続きにくくなります。
私もTikTokやX(旧Twitter)に手を出して、結果として続かなかった経験があります。
最初は1つだけ選んで、まずは小さく始めるのがおすすめです。
ステップ3:3ヶ月続けてから判断する
副業で最も多い失敗パターンは、「1〜2ヶ月やってみて、1円も稼げないから自分には向いていない」と辞めてしまうことです。
結論から言うと、どのWeb副業も最初の3ヶ月は手応えも収入もゼロが当たり前です。私は5年間続けていますが、今でも最初の3ヶ月はそういう期間だと割り切っています。 最初の3ヶ月は「稼ぐこと」を目的にするのではなく、「この発信作業は自分にとって苦ではないか?」「文章と音声、どっちがリラックスして続けられるか?」という自分との相性テストの期間だと捉えてください。
3ヶ月続けて「これは続けられそう」と思えたら、ブログやコンテンツ販売など次の展開を考えていきましょう。



3ヶ月続いた時点で、ほとんどの人より一歩前。ここまで来たら自分を褒めてあげてください。
5年やってわかった「副業の選び方」3つの基準
ここまで代表的な副業を紹介してきましたが、これらを全部やる必要はまったくありません。
私が5年間、数々の失敗を繰り返しながら学んだのは、あれこれ手を出して器用貧乏になるよりも、「自分に合った1〜2つの副業を選んで、深く狭く続けること」が、結果的に最短で稼げるようになる一番の近道だということです。
読者のみなさんが「自分にぴったりの副業」を見極めるための、3つの評価基準をまとめました。
副業を選ぶときの3つの基準
- 今の生活リズムで「続けられるか」
本業後に30分でも触れるか、繁忙期でも最低限続けられるかを考えましょう。どれだけ稼げそうでも、生活リズムに合わない副業は続きません。 - 「薬剤師としての専門性」を活かせるか
薬剤師の知識・経験・視点は他の職種にはない強みです。この専門性を活かせる副業ほど差別化しやすく、長く続きます。 - 「すぐ稼げるか」より「積み上がるか」で選ぶ
副業収益の多くは半年〜2年かけてじわじわ育つもの。即効性より「続けることで価値が増えるか」を基準に選ぶと後悔が少ないです。
薬剤師の副業に関するよくある質問
最後に、薬剤師が副業を始める際によく抱く疑問や不安について、私の実体験を交えて一問一答形式でお答えします。
- 薬剤師の副業は本業の職場にバレますか?
-
税務面や発信方法に注意することで、リスクを下げることはできます。
ただし、絶対にバレない方法はありません。住民税の普通徴収、就業規則、SNSでの実名・顔出し、同僚に見つかる可能性などを総合的に考える必要があります。
- 管理薬剤師でも本当に副業は可能ですか?
-
はい、可能です。ただし「ジャンル選び」に絶対注意してください。
管理薬剤師が他の薬局で調剤業務や派遣薬剤師として働く場合は、薬機法上の制限に注意が必要です。
ブログ、SNS、Webライティング、コンテンツ販売などは、他薬局での薬剤師業務とは性質が異なりますが、最終判断は勤務先や行政窓口へ確認してください。
- 確定申告は副業収入がいくらから必要ですか?
-
副業の「所得」が年間20万円を超えたら必須です。
一般的に、給与所得者で副業の所得が年間20万円を超える場合は、所得税の確定申告が必要です。
ただし、住民税の申告は20万円以下でも必要になる場合があります。
詳しくは国税庁、税務署、自治体の案内を確認してください。
- 薬剤師が在宅でできる副業は何ですか?
-
代表的なのは、Instagram発信、音声配信、ブログ、note・PDF販売、メディカルライターです。
いずれも自宅で始めやすく、本業後の時間を使いやすい副業です。
- 初心者に一番おすすめの副業は何ですか?
-
目的によって変わります。
早く初収益を得たいならメディカルライター、長期的に資産を作りたいならInstagramやブログがおすすめです。
- ブログやSNSは本当に稼げますか?
-
時間をかけて取り組めば、収益化できる可能性はあります。
ただし、短期で大きく稼ぐのは簡単ではありません。
半年〜2年単位で、信頼や検索流入を積み上げる意識が必要です。
私の場合は、Instagramでフォロワー1万人を超えるのに約1年半かかりました。
短期で結果を求めない方が、結果的に長く続けやすいと感じています。
まとめ:迷ったらまず1つ選んで、最初の3ヶ月を走り出そう!
この記事では、私が5年間の実体験から導き出した「薬剤師におすすめの副業」を網羅してご紹介しました。最後に、それぞれの特徴をもう一度おさらいしましょう。
| 副業の分類 | 副業の種類 | 特徴 |
|---|---|---|
| 【発信・資産型】 | Instagram / 音声配信/ ブログ | 成果が出るまで時間はかかるが、一度育てば自動で稼ぎ続けてくれる一生モノの「WEB資産」になる。 |
| 【コンテンツ販売型】 | note / PDF教材販売 | 現場で培った「あなただけの泥臭い実務ノウハウ」がそのまま商品に。仕入れ・原価ゼロの最強の出口。 |
| 【即金・スキル型】 | メディカルライター / 転職アフィリエイト/派遣薬剤師(ダブルワーク) | 薬剤師免許の専門性を武器に、比較的早い段階(1〜3ヶ月)で確実な副収入を得やすい。 |
| 【時間切り売り型】 | 派遣薬剤師(ダブルワーク) | 圧倒的な高時給で即効性はナンバーワン。ただし、体力の消耗が激しいため長期の柱には不向き。 |
私自身、いちばん後悔しているのは、あれもこれも手を出して、どれも中途半端になった時期があったことです。
TikTokもX(旧Twitter)も、最初は期待して始めましたが、自分の生活と相性が合わずに離れていきました。
その経験から強く思うのは、「まず1つ選んで、3ヶ月続けてみる」ことの大切さです。
それだけでも、ほとんどの薬剤師より一歩前に進めます。
もし最初の一歩に迷ったら、私はInstagram発信から始めるのをおすすめします。
初期費用が少なく、スマホ1台で始められ、自分の専門性や経験を少しずつ信頼に変えていけるからです。



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